海野十三 著 「雷」を読む
私の住む「北関東」は雷の多い地域で。
子供の頃は、真夏の雷シーズンになると、
雷の超デカい雷鳴と、凄まじい稲光に、
恐れ慄いたものですが・・・。
どういうわけか、今は、昭和時代に比べ、
雷はだいぶ減った印象があって、
これも気候変動の影響なのでしょうか?。
で、今回は、雷が主題なミステリーの感想文。
探偵(推理)小説家で、日本SFの始祖でもある、
海野十三(うんの じゅうざ)の「雷」という作品。
物語の舞台は、東京八王子近くの、
比野町というところ。
比野町って、立川と八王子の間の、
「日野」のことでしょうか❓。
昭和11年、1936年の作品なので、
詳細はわかりませんし、
あそこら辺の地理、詳しくないので。
「雷」は、その町へ、7年振りに帰ってきた、
「北鳴(きたなり)四郎」という男の、
「復讐」の物語。
帰ってきた北鳴は出世をして、財産を作って、
今は博士論文を書いているのだといい。
その論文というのが「雷」に関することで、
雷の実験をするために、
雷の多い故郷にやってきたのだという。
そして、その実験のため、
櫓を建て、避雷針を取り付けることになり、
昔は北鳴をバカにしていた、
町の人たちは、出世した北鳴に、
何とか取り入ろうと、大騒ぎ。
しかし、北鳴の真の目的は、
論文を書くことなどではなく。
実は、「雷」を使って、
完全犯罪〜殺人を目論んで、
この町にやって来たのであった。
しかし、雷で殺人など、出来るのか❓。
櫓と避雷針設置は徐々に進んで行くが、
事件が起き、雷の事故?で、
人も亡くなってしまう。
もっとも、90年前の作品であり、
現代とはかなり違う社会ゆえ、
「???」な場面も。
ネタバレになるので詳細は書きませんが。
後半はスリリングな場面が続き、
なかなか読み応えがありました。
「雷」は、青空文庫 ↓ で、
無料で読むことができます。
また、読むのが面倒!、という方は、
YouTubeで、”雷 海野十三” と検索すれば、
複数表示されます。
興味のある方は、ご一読、ご一聴を‼️。
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